執着

私の良いところ悪いところ性格全くわからないどこの誰だかわからない二人が突然倉敷に行ってきたら私のことがわかるまで同棲したらいいかもわからないんです。

正福寺を今まで守ってきてくださったお檀家さんにとって大切な菩提寺を預ける昼食家族その人のことをわかるまで警戒するのも当たり前なんです。

それなのに私が心を固く閉ざしてしまっているとお互いがお互いのことを分かり合えない私もまだ25歳でした。

私のすること見て不器用で心配だったに違いないんです。

でも出家してお坊さんになるって突然言い出したときも何も言わずに賛成してくださった総代さん懸賞にも住職として初めて市火事をお守りするという責任を背負って大変だったんだろうな後から聞いた話なんです。

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